1)展示作家との会談、作品制作コラボレーションを基軸に作り上げる映像配信とクリエーターの制作現場を訪れての取材。クリエーターはリレー形式でつなぎ、輪を広めていく。
2)クリエーターをスタジオにお招きしてのライブ配信・ゲストとのライブチャットも可能。
1)展示作家との会談、作品制作コラボレーションを基軸に作り上げる映像配信とクリエーターの制作現場を訪れての取材。クリエーターはリレー形式でつなぎ、輪を広めていく。
2)クリエーターをスタジオにお招きしてのライブ配信・ゲストとのライブチャットも可能。
1958年 愛媛県生まれ。
法政大学政治学科卒業。
学生時代から演劇を始め卒業と共に脚本を手がける。演劇の経験を生かし、言葉と声と身体、そして音楽の関連を考察し、音楽と詩の共同作業「詩唱」を築き上げ、トロッタの会を主催。著書に『横尾忠則365日の伝説』『伊福部昭・音楽家の誕生』がある。
●今回の企画は2年ほど前から始まった。木部氏はライターとして活躍し、その中で前回の「クリエーター図トーク」で紹介させていただいた写真家西村陽一郎氏と知り合い、彼の撮影する写真からインスピレーションを得て男女のヌードを撮影してもらって、そこに詩を付け発表していくと言う企画だった。もちろん木部氏は詩唱家であるため単に写真と共に詩を文字として展示するのではなく、詩唱するという行為を伴った展示が必要だった。
そこで今回私が協力する事により、写真を単純に並べられただけの物ではなく、詩唱との自然な一体化された動画として公開する事になった。まずは準備段階で、2年前に撮影した写真の選択から始まり、ストーリーの再確認、デジタルデーター化、映像としての合成、そしてスタジオでの録画録音をする事になり、このボヘミアンの中で新しい作品を生み出す事になった。それらの模様、そして収録後のインタビューはムービーを御覧頂きたい。
●木部氏は詩唱家として活躍しているが「詩唱」を行う場として「トロッタの会」を主催している。トロッタの会は2007年2月25日渋谷の松濤サロンで第1回目を開し、2009年9月ヤマハのエレクトーンシティ渋谷を会場にする会で第9回となる。第9回はトロッタでは初めて電子楽器を用いるという事もあり、渋谷から始まり渋谷に戻ってきたと言う大きな変革期になるという事だ。出演者はソプラノ歌手、ヴァイオリン、ピアノ、打楽器、管楽器を交え、華道家も加わる総勢19名、作曲者も7人が参加する大規模な会になっている。
●私はトロッタの会をDVDで見せて頂いているが、今回の作品は他のライブとは少し違った印象を受けた。今までの作品はそれぞれに明確なストーリーがあり、楽曲から詩唱までが全て譜面に収められ、計算された演出となっている。今回は音楽とのコラボレーションと言うだけではなく、ある意味ジャムセッションとなりライブ感の強い物になった。私自身もライブ音源とデジタルペイントを組み合わせたZietZでのイベントを行っているが、まだまだ木部氏の詩唱のようには全体にまとまり感のない部分があり、ライブの難しさを感じている。
●木部氏が演劇から出発しているためか、トロッタ以前の物は木部氏自身にも演技の要素が強く出て、詩唱としての完成度は完全ではない。それが何度もライブを繰り返される内に、新しい詩唱という形が作られてきたのではないかと思う。
今回の詩唱は撮影そして映像制作から始まり、ピアノの音と共に木部氏の声が歌いあげるという一連の作業中で、それら全てに満ちる昂揚した空気感が出てきた、という点で非常に上手くいっていると思われる。また、男女の写真という映像から発信されたインスピレーションを大切にしているため、ピアノの音や詩唱の抑揚から理屈無く男と女の強い愛を感じる事が出来た。
最後に、この場に立ち会い今回の企画の面白さを共有する事が出来た事に感謝したい。
●制作スタッフ
写真:西村陽一郎
モデル:HIRO , YUFU
詩:木部与巴仁
曲:橘川琢
演奏:森川あづさ
映像:Artist HAL_
Vol009-01.詩「ゆめ うつつ」
ピアノ組曲「ビオトープ」より〈ふりそそぐもの・賛歌〉
Vol009-02.詩「影の女 三 -残り香-」
叙情組曲「日本の小径」より〈瑠璃の雨〉
Vol009-03.詩「抱擁」
ピアノ組曲「古い署名」より〈Eternal〜時代の逆光〜〉
Vol009-04.詩「夏の歌」
叙情組曲「日本の小径」より〈風夢〉
収録の会場となった西荻窪のライブハウス「奇聞屋」
http://www.kibunya.jp/index.html
トロッタの会
http://www.kibegraphy.com/
エレクトーンシティー渋谷
http://electone.yamaha.co.jp/shibuya/
●今回の収録は全四編ですが、初回はPart03をお送りし順次Part01,02,04を掲載していきますのでお楽しみに!!
キャラクター制作・デザイン・グラフィックアートを扱い、特にペ イントアートには定評がありペンタブレットの株式会社WACOMで も紹介され、 Painterで有名なカナダCOREL株式会社サイトでは Painter Masterとして登録されています。
※フリーランス、aiD'en会員、Digital Image 会員、デジタルハリウッド講師、韓国KIDP客員教授